1990(平成2)年~1994(平成6)年までの當麻小学校のヒストリー
この30年の学校教育の変化
今回は1990年~1994年にトピックスを当てています。
ちょうど、今の小学生の親世代が校庭を駆け回っていたころになります。
30年前と比べると、学校教育の様子は大きく変わっています。
1. 安全への配慮と道具の変化
30年前の理科の実験では、アルコールランプがよく使われていましたが、現在では、より安全なカセットコンロが主流となりました。
また、マッチを使うことも少なくなりました。
視聴覚教育も大きく変わりました。
かつては、カセットテープやビデオテープで音楽や映像を学んでいましたが、これらは劣化しやすく、かさばるものでした。
今では、より手軽で高音質なCDやDVDが使われ、最近ではタブレットで直接インターネット上の動画を活用することもあります。
2.個人情報の保護
30年前、緊急連絡には連絡網が使われていました。
隣の枠に電話をかけて、次の家庭に電話をつないでいく方法です。
しかし、個人情報の保護が重要視されるようになり、電話番号や住所が記載された連絡網は姿を消しました。
現在では、学校から保護者の方へ直接メール(テトル)で一斉に連絡を配信しています。また、登下校時には名札を服の内側にしまうよう指導しています。
これらの変化は、子どもたちがより安全で、効率的に学ぶことができるように、そして時代の変化に対応していくために生まれたものです。
創立150周年を機に、親子で昔の学校と今の学校を比べてみたり、当時の思い出をはしたりしてもよいかもしれませんね。
この頃の様子は
日本が好景気の終わりを迎え、バブル経済が崩壊した時期にあたります。
それまでの華やかな雰囲気が少しずつ落ち着き、社会全体が変化の時期を迎えていました。
1993年にJリーグが始まり、サッカーブームが巻き起こりました。
「J」というロゴのついたキャップやTシャツを身につける人が増えました。
また、肩から下げるような大きな携帯電話が登場し、街中で見かけるようになりました。
Windows95が登場し、パソコンが身近なものになり始め、インターネットが徐々に普及し始めました。

当時の運動会
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