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150のHistory

150のHistory – episode10

1920(大正10)年~1924(大正13)年までの當麻小学校のヒストリー

大正時代の思い出創立110周年記念史より

「當麻小学校創立110周年史」には、大正時代の思い出を綴ったページがあります。
紐解くと当時の小学生の暮らしぶりが伝わってきます。

<服装>
大正時代の最後のほうに、服を着る子どもがちらほら出てきた。
多くが着物を着用していた。
晴れている日は草履で、雨のときは下駄を履いていた。

<運動場>
運動場は1周80mぐらい。
遊ぶときは裸足になっていた。
テニスや野球のほかに、兵隊ごっこや陣取り合戦などで遊んでいた。

<学校行事>
5年生の遠足で吉野山に出掛けた。
修学旅行で京都と大津に行った年もあれば、和歌山と大阪に行った年もあった。

<放課後>
学校から帰ると、田畑の手伝いや子守などをしていた。
放課後、家で勉強したのは、クラスで2~3人程度だった。

古地図より

今昔マップというサイトにこの時代の地図が掲載されています。
1908年の測量された地図です。

シリーズ そのころ社会で起きていた ~関東大震災~

1923年9月1日、関東地方を大きな地震がおそいました。

被害を受けた7府県の被災者は約340万人。
死者・行方不明者は10万5000人あまりでした。
東京では、地震のときにおきた火災が3日間も続きました。

この地震での関東での震度は「6」。
大阪の震度は「4」、奈良県橿原市では「3」であったという記録が残っています。

150のHistory:episode10 1920(大正10)~1924(大正13)

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