令和7年11月22日(土)、2年に一度の「わくわく発表会」を盛大に開催しました。
本校は今年、創立150周年という節目の年を迎えました。
それにちなみ、今年度の発表会は、全学年が「當麻」を題材とした探究活動の成果を発表するというテーマで実施しました。
児童一人ひとりがテーマを探究し、その成果を表現する晴れの舞台です。
地域に根ざした歴史や文化、そして未来に向けた提言まで、各学年とも創造性あふれる素晴らしい発表を披露し、体育館は終始、感動と熱気に包まれました。
ここでは、当日の発表会の模様を紹介します。

4年生は「當麻はすもうのまち~すもうを未来へ~」と題し、當麻の歴史と相撲文化の関わりを壮大なストーリーで表現しました。
発表は、前日の葛城市音楽会で披露された合唱曲「気球に乗ってどこまでも」の美しい歌声からスタート。
透明感のある歌声が体育館いっぱいに響き渡り、観客を魅了しました。
その後、相撲の起こりから、伝説の力士・當麻蹶速(たいまのけはや)が気球に乗って現代の當麻にやってくるというユニークな設定で物語を展開。
ちゃんこ鍋や相撲にまつわるクイズを交えながら、當麻の相撲文化を未来へつなぐという熱いメッセージを伝えました。
最後は、力強く、そして息の合った「風になりたい」の合奏で締めくくり、大きな拍手を受けました。

2年生は「當麻寺にはすてきなものがいっぱい」をテーマに、地域の宝である當麻寺について発表しました。
子どもたちは実際に住職様からお話を伺い、仁王像、曼荼羅(まんだら)、東西の塔といった貴重な文化財について、詳しい内容を紹介しました。
会場には子どもたちが描いた仁王像が展示されており、その感想の発表も行われました。発表を通して、「當麻寺は地域の人みんなで守ってきた大切な場所」「これからも守り続けたい」という、郷土愛に満ちた強い思いを力強く語り、聴衆の心に深く響きました。

5年生は、FMヤマトさんとのラジオ番組作りで培った経験をいかし、「私たちとお米」をテーマにニュース形式で発表を行いました。
発表内容は、米作りの歴史、自分たちの稲作体験、葛城市で栽培されている米の品種、自分たちの食べているお米、さらに世界各国の米の品種紹介、おにぎりの好きな具材ランキングやご飯の供ランキングなど、多岐にわたり、知的好奇心をくすぐる面白い視点で構成されていました。
ニュース番組のようにテンポ良く進む展開に、会場は大いに盛り上がりました。

休憩を挟んでの発表は、1年生の「どんぐりめいじん いちねんせい」です。
1年生らしい純粋なエネルギーあふれる発表でした。
子どもたちが調べたどんぐりの種類についての発表や、秋の自然の恵みを活かして作った制作物の紹介、楽しいクイズ、「どんぐりぐりぐり」の合唱と合奏といった、盛りだくさんの内容を披露しました。
かわいらしいだけでなく、全身を使って躍動する格好いい1年生の姿が、強く印象に残る発表でした。

3年生は「中将姫伝説」をテーマに、物語の世界に引き込むような素晴らしい寸劇を披露しました。
小道具は非常に凝ったものが多く、中将姫伝説の神秘的な世界観を見事に表現。
舞台いっぱいに使ったダイナミックな演技、七色に輝く井戸の再現や當麻連座の様子など、色彩豊かな演出もまた素敵で、見ている人すべてを魅了する感動的な発表となりました。

発表の最後を飾ったのは6年生「當麻の未来を創造しよう~タイマクラフト~」です。
最上級生として、當麻地区の魅力を深く掘り下げてまとめた上で、地域の現状と未来を見据えた提言を行いました。
子どもたちが指摘したのは、「移動手段の少なさ」「空き家の問題」「豊かな自然を生かし切れていない」「観光資源の活用」「少子高齢化」といった、この當麻地区が抱える具体的な課題です。
それらの課題に対し、子どもたち独自の視点に基づいた具体的な解決策を堂々と提案しました。
この発表は、下級生だけでなく、ご来場いただいた保護者の皆様にも、地域の未来について一緒に深く考えるきっかけを与え、わくわく発表会を締めくくるにふさわしい、大変素晴らしい提言となりました。

どの学年の発表も、日頃の学びの成果と、仲間との協力、そして郷土への愛情が凝縮された素晴らしい内容でした。
本発表会を通じて、子どもたちが當麻の文化や歴史を深く理解し、未来への提言を考える機会を得られたことを大変喜ばしく思います。
ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた地域の皆様、ほんとうにありがとうございました。
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